「自分には何オンスのグローブが合っているんだろう?」
「8オンスと14オンス、具体的に何がどう違うの?」
このように、グローブのサイズ選びで迷っていませんか?
グローブのオンス選びは、トレーニングの質だけでなく、怪我のリスクやパンチの威力にも直結する非常に重要な要素です。見た目だけで選んでしまうと、手首を痛めたり、ジムでの練習に参加できなかったりと後悔することになりかねません。
この記事では、ボクシング歴25年の知見をもとに、オンスごとの「明確な違い」や「威力の差」、そしてあなたの目的に合わせた「失敗しない選び方」を徹底解説します。
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そもそもボクシンググローブの「オンス(oz)」とは?
まず基礎知識として、オンス(oz)の意味を正しく理解しましょう。
オンスとは、グローブの「重さ」を表す単位です。サイズ(S・M・L)とは異なり、重さが基準になっていますが、一般的に重くなるほどグローブ自体も大きく、パッド(アンコ)も厚くなります。
- 1オンス = 約28.35グラム
つまり、数字が大きくなるほど重くなり、クッション性が高まります。逆に数字が小さいほど軽く、拳の感覚が鋭くなります。

【比較表】オンスごとの違いと最適な使用シーン
オンスごとの特徴と、どのような練習に向いているのかを表にまとめました。自分の用途と照らし合わせてみてください。
| オンス | 重さの目安 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 8oz / 10oz | 約227g / 283g | 試合・ミット・サンドバッグ | 軽くてスピードが出る。 拳の感触が強い。 |
| 12oz | 約340g | 練習全般・サンドバッグ | 保護と軽さのバランスが良い。 一般男性の練習用に最適。 |
| 14oz | 約396g | 対人練習・マスボクシング | クッション性が高い。 相手へのダメージを軽減。 |
| 16oz | 約453g | スパーリング(実戦) | 最もパッドが厚く安全。 ガード面積が広い。 |
8oz・10oz:スピードと打感を重視する方へ
プロの試合(軽量級〜中量級)で使用されるサイズです。パッドが薄いため、ナックル(拳の先端)が当たる感覚をダイレクトに感じられます。「パンチを打っている」という爽快感が最も強いサイズです。
12oz・14oz:普段の練習から軽い対人まで
最も汎用性が高いゾーンです。12オンスは重すぎず軽すぎず、サンドバッグ打ちでの手首の保護に適しています。14オンスになると、マスボクシング(寸止めの実戦練習)でも使用許可が出るジムが多いです。

16oz:安全性最優先のスパーリング用
「相手を怪我させない」「自分の脳へのダメージを防ぐ」ためのサイズです。多くのボクシングジムでは、安全管理のためにスパーリング時の16オンス着用を義務付けています。重さがあるため、肩のスタミナ強化にもなります。
オンスの違いで「パンチの威力」はどう変わる?
「重いグローブの方が破壊力があるのでは?」と疑問に思う方も多いでしょう。結論から言うと、オンスが軽い方が、相手に与えるダメージ(威力)は大きくなります。
このメカニズムを3つのポイントで解説します。
1. 衝撃の浸透力が違う
軽いグローブ(8ozや10oz)はパッドが薄いため、拳の硬さが相手に伝わりやすくなります。衝撃が分散されずに点であたるため、表面的な痛みだけでなく、脳を揺らすような鋭いダメージを与えます。
2. ハンドスピードの差
物理法則として、物体が衝突するエネルギーは「重さ × 速さ」に関係します。重いグローブは質量がありますが、そのぶんスピードが落ちます。軽いグローブは圧倒的に速く振れるため、相手が反応できない速度で打ち込むことができ、結果として有効打になりやすいのです。
3. 重いグローブのメリットは「押し込む力」
逆に、16オンスなどの重いグローブは、当たった瞬間の「ドスン」という重さはあります。ガードの上からでも相手のバランスを崩すような「押し込む力」は強いですが、KOにつながるような鋭い切れ味は減少します。
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失敗しない!あなたに合うオンスの選び方5つの基準
これまでの情報を踏まえ、実際に購入する際の選び方を解説します。以下の5つの基準を確認すれば、失敗することはありません。
1. 「目的」で選ぶ(最重要)
何のためにグローブを買うのか、目的を一つに絞りましょう。
- サンドバッグを気持ちよく叩きたい:8oz 〜 10oz
- フィットネス目的で安全に運動したい:12oz
- 将来的に対人練習も視野に入れている:14oz
- 本格的なスパーリングをする:16oz
2. 「体重」に合わせて選ぶ
体重が重い人はパンチ力があるため、拳を保護するためにより厚いグローブが必要です。
- 50kg以下(女性・子供):8oz 〜 10oz
- 50kg〜65kg(軽量級):10oz 〜 12oz
- 65kg〜80kg(中量級):14oz
- 80kg以上(重量級):16oz
3. 「手首の強さ」で選ぶ
初心者の方や、手首を痛めた経験がある方は、体重に関わらず12オンス以上をおすすめします。軽いグローブは手首への負担が大きいため、フォームが固まっていないうちは怪我の原因になります。
4. ジムの「ルール」を確認する
所属しているジム、あるいは通う予定のジムがある場合は、必ずトレーナーに確認してください。「サンドバッグは自由だが、対人練習は14オンス以上必須」という独自ルールを設けているジムがほとんどです。
5. 「素材」による耐久性を考慮する
長く使うなら本革製を選びましょう。合皮製は安いですが、重いオンスを選んでも内部のスポンジがへたりやすく、すぐに保護機能が低下してしまいます。


よくある質問(Q&A)
最後に、グローブ選びでよくある疑問にQ&A形式でお答えします。
一人で練習するなら「マジックテープ式(ベルクロ)」一択です。脱着が簡単だからです。紐式はフィット感が抜群ですが、誰かに結んでもらう必要があるため、プロ選手や試合用がメインとなります。
6オンスは主に子供(キッズボクサー)や、手の小さい女性向けのサイズです。大人の男性が使用するには小さすぎ、拳を痛めるリスクが高いため避けましょう。
平均的な成人男性であれば「12オンス」です。サンドバッグ打ちでの保護力と、重すぎない操作性のバランスが良く、最も長く使えます。もし対人練習がメインなら「14オンス」が良いでしょう。
まとめ:目的に合ったオンスを選んで、安全に強くなろう
ボクシンググローブのオンスの違いと選び方について解説しました。要点を整理します。
- オンスは「重さ」の単位。数字が大きいほどパッドが厚く安全。
- 威力重視なら軽いオンスだが、拳への負担は大きい。
- 安全・練習重視なら重いオンス。スパーリングは14oz〜16ozが基本。
- 初心者の男性は12oz、女性は8oz〜10ozが最初の目安。
グローブは、ボクサーの手を守る唯一の防具です。デザインや価格も大切ですが、まずは「自分を守れる適切なオンス」を選ぶことが、長くボクシングを楽しむための秘訣です。
ぜひ、あなたにぴったりの相棒(グローブ)を見つけて、最高のパンチを打ち込んでください。
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