「これからボクシングを始めたいけど、何から揃えればいいの?」
「ジムのレンタルは衛生面が気になる…自分専用の道具が欲しい」
「形から入りたいけど、失敗して無駄なお金を使いたくない」
ボクシングを始める際、このような道具選びの悩みは尽きませんよね。
実は、初心者が最初に選ぶ道具の質によって、上達のスピードやトレーニングの継続率、さらには怪我のリスクまで大きく変わります。
この記事では、初心者がまず揃えるべき「ボクシング用品のおすすめ人気ランキング」を決定版として紹介します。無駄なものを省き、本当に必要な5つのアイテムの選び方を徹底解説します。
これを読めば、どの道具をどのような基準で選べばいいかが明確になり、自信を持ってボクシングライフをスタートできるようになりますよ。
※2026年1月20日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
初心者がまず揃えるべきボクシング用品TOP5
ボクシング用品は数多くありますが、初心者が優先的に揃えるべきアイテムは以下の5つです。これらは、技術の向上と身体の保護に直結する必須アイテムです。
- 縄跳び(ロープ):リズム感・スタミナ・フットワークの基礎を作る
- グローブ:拳を保護し、打撃感覚を養う
- バンテージ:手首と拳の骨を守る最重要防具
- シューズ:踏ん張りを効かせ、強いパンチを生む
- マウスピース:脳への衝撃緩和と歯の保護
なぜこの順位なのか、それぞれの失敗しない選び方を詳しく見ていきましょう。
【第1位】縄跳び:ボクシングの基礎を作る最強のパートナー
堂々の第1位は「縄跳び」です。地味に思えるかもしれませんが、ボクシングにおいて縄跳びは「フットワーク」「リズム感」「心肺機能」を同時に鍛えられる、コストパフォーマンス最強のアイテムです。
ジムには共用の縄跳びもありますが、長さが合わなかったり、持ち手が汗で滑ったりすることが多いです。自分専用の「マイロープ」を持つことが、上達への近道です。
素材選び:初心者は「ビニール製」一択
縄跳びには主に3つの素材がありますが、レベルに合わせて選ぶことが重要です。
| 素材 | 特徴 | おすすめ対象 |
|---|---|---|
| ビニール製(PVC) | 軽量で空気抵抗が少なく、回転がスムーズ。足に当たっても激痛ではない。 | 初心者〜中級者 |
| 革製(レザー) | 重みがあり、腕や肩の筋力強化になる。回転はゆっくりめ。 | 筋力強化したい上級者 |
| ワイヤー製 | 極細で高速回転が可能。二重跳びなどに最適だが、失敗すると鞭のように痛い。 | スピード重視の上級者 |
初心者は、コントロールしやすく、リズムを取りやすい「ビニール製(PVC)」を選ぶのが鉄則です。
回転のスムーズさを左右する「ベアリング」
100円ショップの縄跳びとボクシング用縄跳びの最大の違いは、持ち手の中に「ベアリング(回転軸)」が入っているかどうかです。
- ベアリングなし:ロープが絡まりやすく、手首に負担がかかる。
- ベアリングあり:手首を軽く返すだけでスムーズに回り、長時間跳んでも疲れない。
ストレスなくトレーニングを続けるために、必ずベアリング内蔵タイプを選びましょう。


【第2位】グローブ:目的別の「オンス(重さ)」選びが鍵
「マイグローブ」はボクサーのモチベーションそのものです。しかし、デザインだけで選ぶと「ジムの練習で使えない」ということになりかねません。重要なのは「オンス(oz)」と呼ばれる重さの選び方です。
練習内容に合わせたサイズの選び方
- 8oz / 10oz(パンチンググローブ)
【用途:ミット打ち・サンドバッグ】
薄くて軽いため、拳が当たる感覚(ナックルの感触)を掴みやすいです。フォームを固めたい初心者に最適です。 - 12oz / 14oz
【用途:練習全般・軽い対人練習】
クッション性があり、拳の保護能力が高まります。体重が重い方(70kg以上)はバッグ打ちでも12oz以上が推奨されることがあります。 - 16oz
【用途:スパーリング】
相手を怪我させないための安全用サイズ。詰め物が厚く、重いためトレーニング効果も高いです。
最初の1つとして選ぶなら、サンドバッグやミット打ちに適した「8oz」または「10oz」がおすすめです。
着脱タイプは「ベルクロ(マジックテープ)」で決まり
手首の固定には「紐式」と「ベルクロ式」があります。紐式はフィット感が抜群ですが、一人では結べません。自主練習がメインとなる初心者は、一人で簡単に着脱できるベルクロ式を選んでください。

【第3位】バンテージ:怪我ゼロで続けるための命綱
グローブの下に巻く「バンテージ」は、地味ですがグローブ以上に重要です。拳の骨を固定し、手首の捻挫を防ぐ役割があります。
初心者におすすめなのは「伸縮タイプ」
バンテージには「伸縮タイプ」と「非伸縮タイプ」があります。
- 伸縮タイプ:包帯のように伸びるため、締め付け具合を調整しやすく、手に馴染みやすい。初心者は絶対にこちらがおすすめ。
- 非伸縮タイプ:プロの試合で使われる硬い素材。固定力は最強ですが、巻くのが難しく、うっ血しやすい。
また、手袋のように履くだけの「簡易バンテージ」もありますが、手首の保護力が弱いため、慣れてきたら必ず「巻くタイプ」に挑戦しましょう。


【第4位】シューズ:一般的なスニーカーとの決定的な違い
「ジム履きならランニングシューズでいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、ボクシングの動きにおいてランニングシューズは逆効果になることがあります。
ボクシングシューズが必要な理由
- ソール(靴底)が薄い:床の感覚を足裏で直接感じられ、繊細なバランス調整が可能になります。
- グリップ力が強い:滑りにくいため、強いパンチを打つための「タメ」を作れます。
- 軽量である:激しいステップワークでも足が疲れにくいです。
ランニングシューズはクッション性が高すぎて、逆に足元がグラつく原因になります。本格的にフットワークを学ぶなら、専用シューズか、底の薄い体育館シューズなどを用意しましょう。

【第5位】マウスピース:歯と脳を守る必須アイテム
「スパーリング(試合形式の練習)をしないから要らない」は大間違いです。サンドバッグを全力で打つ際、人は無意識に強く奥歯を食いしばっています。
トレーニングの質を上げる効果も
マウスピースを噛むことで、以下の効果が期待できます。
- 歯の摩耗や欠損を防ぐ
- 顎の位置が固定され、体幹が安定する
- 食いしばることで、より強いパンチが打てる
初心者は、お湯で温めて自分の歯型に合わせる「形成タイプ(ボイル&バイト)」が安価で手軽です。まずはここから始めましょう。

道具を長持ちさせるためのメンテナンス術
せっかく揃えた道具、長く大切に使いたいですよね。プロも実践している簡単なケア方法をご紹介します。
- グローブのケア:使用後は必ず乾燥剤や消臭剤を入れるか、風通しの良い日陰で干すこと。汗を放置すると強烈な悪臭の原因になり、革も劣化します。
- バンテージの洗濯:必ず「洗濯ネット」に入れて洗ってください。そのまま洗うと他の洗濯物に絡まって大変なことになります(妻に怒られた経験あり)。
- 縄跳びの保管:結んで保管すると「変なクセ」がついて跳びにくくなります。なるべく円を描くように丸めて収納しましょう。
よくある質問(Q&A)
読者の方からよくいただく質問に、ボクマルの経験を踏まえてお答えします。
いいえ、無理に一度に揃える必要はありません。まずはトレーニングの基本となる「縄跳び」と、衛生面で重要な「バンテージ」から揃えるのがおすすめです。グローブはジムのレンタルを使いながら、徐々に自分に合うものを探すのも賢い方法です。
床への振動や音には配慮が必要です。自宅で行う場合は、厚手のヨガマットやトレーニングマットを敷くことで騒音を軽減できます。また、ロープが床に当たる音が気になる場合は、「エア縄跳び(ロープがないタイプ)」も検討の余地がありますが、リズム感を養うにはやはり実物のロープがベストです。
基本は同じですが、グローブは女性なら8oz〜10oz、子供なら6oz〜8ozなどの小さいサイズを選びましょう。縄跳びも、手の大きさに合わせて持ち手が細いタイプを選ぶと疲れにくくなります。
まとめ:まずは「縄跳び」から始めて、ボクシングを楽しもう!
今回は、初心者が揃えるべきボクシング用品の人気ランキングと選び方をご紹介しました。
- 縄跳び:リズムとスタミナを養う基礎アイテム(ビニール製がおすすめ)
- グローブ:ナックルの感覚を掴む8〜10oz(ベルクロ式)
- バンテージ:怪我予防の必須アイテム(伸縮タイプ)
- シューズ:グリップ力と素足感覚を重視
- マウスピース:食いしばりによる歯のダメージを防ぐ
もし「どれから買うか迷う」という場合は、まずは一番手軽に始められて、トレーニング効果が高い「縄跳び」を手に入れてみてください。
自分専用の道具を持つと、ジムに行くのが楽しみになります。「今日はもっと上手く跳べるかな」「いい音を出してパンチが打てるかな」そんなワクワク感が、あなたを強く、美しく変えてくれますよ。
さあ、新しい相棒(道具)と一緒に、気持ちの良い汗を流しましょう!



