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ボクシングのマウスピースは何ミリが正解?衝撃吸収の黄金比と選び方【プロ監修】

ボクシングのマウスピースは何ミリが正解?衝撃吸収の黄金比と選び方【プロ監修】 マウスピース

「マウスピースを買いたいけれど、厚みの種類がありすぎてどれが良いかわからない」「薄いと怪我をしそうだし、分厚いと苦しくてスタミナが切れる……」そんな悩みをお持ちではありませんか?

ボクシングにおいて、マウスピースの厚みはパフォーマンスと安全性を左右する最重要スペックです。たった1mmの違いが、脳へのダメージ軽減や、後半ラウンドの呼吸のしやすさに直結するからです。

この記事では、「安全性」と「快適性」のバランスが最も良いマウスピースの厚み(ミリ数)について、実体験と理論に基づいて解説します。

これを読めば、あなたのファイトスタイルやレベルに最適な「厚み」が分かり、安心してリングに上がれるようになりますよ。

【監修者】
ボクマル

ボクシング歴25年の元プロボクサー。 数々のボクシング用品を使い倒してきた経験から、初心者から上級者まで、本当に納得できるアイテムだけを厳選して紹介します。

ボクシングのマウスピースの推奨は何ミリ?黄金比はこれだ

結論から言うと、ボクシングにおけるマウスピースの厚みは、「3mm〜4mm」が最もバランスの取れた黄金比です。

この範囲であれば、ハードパンチャーの衝撃から歯と脳を守りつつ、激しい打ち合いの中でも酸素を確保できるからです。

厚さによるメリット・デメリット比較

厚みによって、性能は以下のように大きく変わります。自分のレベルに合わせて選ぶのが失敗しないコツです。

厚み(目安) タイプ 衝撃吸収性 呼吸・発声 推奨レベル・用途
1.6mm〜2.4mm 超薄型 上級者のマス、軽い練習
(打撃に慣れていない人はNG)
3mm〜4.5mm 標準 初心者〜プロまで全般
(スパーリング・試合)
5mm〜6mm以上 厚型・二重 ヘビー級、激しい打ち合い
(※呼吸は苦しくなる)
ボクマル
ボクマル
初心者のうちは、薄いタイプ(2mm前後)はおすすめしません。ガードが甘い時期に薄いものを使うと、パンチをもらったときの脳への揺れが全然違うからです。まずは標準的な4mm前後から入るのが鉄則です!

なぜ「3mm〜4mm」が良いのか?安全性と厚みの関係

「厚ければ厚いほど安全」と思われがちですが、実はそう単純ではありません。ボクシング特有の事情があるからです。

薄すぎると「脳震盪」と「口内裂傷」のリスク

2mm以下の薄すぎるマウスピースは、異物感が少なく快適ですが、以下のリスクがあります。

  • クッション性が足りず、パンチの衝撃が脳へダイレクトに伝わる。
  • ガードの上から叩かれた際、自分の歯で唇の内側を切ってしまう(カット)。
  • 強く噛みしめたときにマウスピース自体が噛み切れてしまう。

厚すぎると「顎関節」と「スタミナ」に悪影響

逆に6mmを超えるような分厚いものは、口が閉じにくくなります。ボクシングでは「口を閉じて顎を引く」のが基本姿勢ですが、マウスピースが厚すぎると顎が浮いてしまいます。

  • 口が半開きになり、顎へのパンチで顎関節を痛めやすくなる。
  • 気道が狭くなり、ラウンド後半で急激にスタミナが切れる。

つまり、「自然に口が閉じられ、かつ十分なクッションがある」のが3mm〜4mmというわけです。

【上級編】厚み選びの落とし穴と素材の密度

ここからは、さらに一歩踏み込んで、失敗しない選び方を解説します。「mm数」以外にも見るべきポイントがあります。

前歯は厚く、奥歯は薄くが理想

マウスピース全体の厚みが均一である必要はありません。高品質なマウスピースやオーダーメイド品は、以下のように厚みが調整されています。

  • 前歯部分(3mm〜4mm):パンチを受けるため厚めに保護。
  • 奥歯部分(2mm〜3mm):噛み合わせと呼吸のため、少し薄めに設計。

市販品を選ぶ際は、全体が分厚いゴムの塊のようなものではなく、「ジェルとラバーの2層構造」になっているものを選ぶと、この理想的な厚みバランスに近い装着感が得られます。

「お湯での成形」で薄くなりすぎる問題

市販のマウスピース(ボイル&バイト式)は、お湯で温めて柔らかくしてから歯に合わせます。このとき、強く噛みすぎたり、指で押し広げすぎたりすると、素材が伸びてペラペラになってしまうことがあります。

パッケージに「4mm」と書いてあっても、成形に失敗すると2mm以下になってしまうことも。成形の際は「優しく吸い付き、軽く噛む」程度に留めるのがコツです。

よくある質問(Q&A)

マウスピースの厚みやルールに関して、よく聞かれる疑問にお答えします。

Q. ボクシングの公式ルールで厚さの規定は何ミリですか?

基本的にJBC(日本ボクシングコミッション)やアマチュアのルールにおいて、「何ミリでなければならない」という具体的な数値規定はありません。ただし、「上顎に装着するもの」「色は赤系統(出血と見分けがつかない色)以外」といった規定はあります。極端に薄くてすぐ外れるものや、形状が危険なものはレフェリーチェックでNGが出る可能性があります。

Q. スパーリング用と試合用で厚みを変えるべき?

はい、変えている選手も多いです。スパーリングでは脳へのダメージ蓄積を防ぐために「厚め(4mm〜5mm)」を使い、試合では一瞬のスタミナ勝負になるため「少し薄め(3mm〜3.5mm)」のオーダーメイドを使う、という使い分けが賢い方法です。

ボクマル
ボクマル
余談ですが、僕も現役時代は「スパー用」と「試合用」を分けていました。スパー用は少し安価な市販の厚手タイプ、試合用は歯医者さんで作ったジャストフィットのもの。これだけで安心感とモチベーションが変わりますよ!

まとめ:自分に合った厚みで安全なボクシングを

ボクシングのマウスピースの厚み選びについて、重要なポイントをおさらいしましょう。

  • 基本の正解は「3mm〜4mm」:安全性と呼吸のバランスが最高。
  • 初心者は薄すぎに注意:2mm以下は脳への衝撃が強いため避ける。
  • 素材密度も見る:ただ厚いだけでなく、2層構造などで衝撃を分散させるものがベスト。
  • 成形は慎重に:噛みすぎてペラペラにしないよう注意する。

マウスピースは消耗品ですが、あなたの身体を守る唯一の防具です。「たかが数ミリ」と妥協せず、こだわりの一つを選んでみてください。

適切な厚みのマウスピースを装着した瞬間、「これなら思い切り打ち合える!」という自信が湧いてくるはずです。ぜひ、あなたにぴったりの相棒を見つけてください。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。

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