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ボクシングシューズのハイカットとローカットの違いを解説【プロ監修】

ボクシングシューズのハイカットとローカットの違いを解説【プロ監修】 シューズ

「ボクシングシューズを買いたいけれど、ハイカットとローカット、どちらが自分に合うのかわからない」と悩んでいませんか?

足元の装備は、パンチの威力やフットワークの質を左右するだけでなく、怪我のリスクにも直結する重要な要素です。見た目だけで選んでしまうと、「足が痛くて踏み込めない」「リングで滑ってパフォーマンスが出せない」という事態になりかねません。

この記事では、「スタイルの違いによる選び方」や「メーカー別のサイズ感」までを網羅的に解説します。この記事を読めば、あなたのプレースタイルを最大限に引き出す一足が必ず見つかります。

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【監修者】
ボクマル

ボクシング歴25年の元プロボクサー。 数々のボクシング用品を使い倒してきた経験から、初心者から上級者まで、本当に納得できるアイテムだけを厳選して紹介します。

ハイカットとローカットの違いとは?なぜハイカットがある?

ボクシングシューズ(リングシューズ)は、足首の高さによって「ハイカット」と「ローカット」の2種類に大別されます。それぞれの構造的な違いとメリットを理解しましょう。

ハイカットの特徴:足首の保護と安定性

ハイカットは、ふくらはぎの下あたりまでしっかりと覆うデザインです。長い靴紐で足首全体を固定するため、足とシューズの一体感が極めて高いのが特徴です。

  • 足首の固定:捻挫などの怪我リスクを大幅に軽減する。
  • パワーの伝達:足首がブレないため、地面を蹴る力が逃げずにパンチに乗る。
  • 心理的な安心感:足元がガッチリ守られている感覚がある。
ボクマル
ボクマル
現役時代、減量末期で足首に力が入らない時は必ずハイカットを履いていました。足首をテーピングで固めているような安心感があり、思い切って踏み込めるんです。「怪我が怖い」という初心者の方にも、最初はハイカットをおすすめしています。

なぜハイカットを選ぶのか?下半身の安定がカギ

「なぜ、わざわざ履きにくいハイカットを選ぶのか?」その理由は、強打を打つための土台作りにあります。

強いパンチは下半身から生まれます。ハイカットで足首を固定することで「軸」が安定し、激しい打ち合いの中でも体勢が崩れにくくなります。特に体重の移動が激しい場面で、その真価を発揮します。

ローカットの特徴:軽さと可動域

ローカットはくるぶしが見える高さで、一般的なランニングシューズに近い形状です。

  • 軽量性:物理的に布面積が少ないため軽く、スタミナロスを防げる。
  • 可動域:足首が自由に動くため、繊細なステップワークが可能。
  • 利便性:脱ぎ履きが容易で、日々の練習のストレスが少ない。

※最近では、両者の良いとこ取りをした「ミッドカット」も販売されており、選択肢の一つとして人気があります。

自分の戦い方(スタイル)で選ぶ!インファイター・アウトボクサー

ボクシングの戦型(スタイル)によって、シューズに求める機能は異なります。自分のファイトスタイルに合わせて選ぶことで、長所をさらに伸ばすことができます。

インファイター(接近戦):ハイカットがおすすめ

相手の懐に入り、至近距離で打ち合うインファイターには、グリップ力と安定性に優れたハイカットが適しています。

接近戦では、相手に押し負けないように足を踏ん張り、ショートパンチに体重を乗せる必要があります。ハイカットのホールド感は、この「踏ん張り」を強力にサポートしてくれます。

アウトボクサー(距離重視):ローカットがおすすめ

リングを広く使い、スピードとフットワークで勝負するアウトボクサーには、軽量なローカットが最適です。

サイドステップやバックステップを多用する場合、足首の自由度が動きのキレに直結します。シューズの重さは数グラム違うだけで、ラウンド後半の足の運び(スタミナ)に影響します。

ボクマル
ボクマル
実は私、アウトボクシング主体の時はローカットでしたが、キャリア後半で攻撃型にシフトした際にハイカットへ変えました。すると不思議なことに、パンチのインパクト音が変わったんです。靴一つで戦術の質が変わる、これは実体験として断言できます。

自分のスタイルが決まったら、実際にどんなデザインがあるか見てみましょう。

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失敗しない!サイズ感とメーカー別の特徴

ボクシングシューズ選びで最も失敗が多いのが「サイズ選び」です。一般的なスニーカーと同じ感覚で選ぶと失敗します。ここではメーカーごとの傾向を解説します。

サイズ選びの基本は「ジャスト」か「-0.5cm」

ボクシングシューズは、足の中で遊び(隙間)がない状態が理想です。

  • 日本のメーカー(ミズノ・アシックス):日本人の足型(幅広・甲高)に合わせて作られています。普段の靴と同じか、革が伸びることを考慮して「-0.5cm」を選ぶ選手が多いです。
  • 海外のメーカー(ナイキ・アディダス):幅が狭く作られている傾向があります。普段の靴と同じサイズか、幅広の人は「+0.5cm」を選ばないと、横幅がきつくて痛くなることがあります。

ソールのグリップ力と薄さ

ソール(靴底)は薄いほど地面の感覚を掴みやすく、素足感覚で動けます。初心者は以下の基準で選んでみてください。

  • グリップ重視:しっかりと床を噛むラバー素材(ミズノやアシックスが得意)。
  • 動きやすさ重視:適度に滑り、回転動作がスムーズなソール(ナイキなど)。

よくある質問(Q&A)

最後に、初心者が抱きやすい疑問について、Q&A形式で解説します。

Q. レスリングシューズでも代用できますか?

可能です。多くのプロボクサーも練習でレスリングシューズを使用しています。ただし、レスリングシューズは「マットの上」で使う設計のため、モデルによってはリングのキャンバス地で滑りにくい(グリップが効きすぎる)場合や、逆に滑りすぎる場合があります。初心者はボクシング専用を選ぶのが無難です。

Q. ランニングシューズで練習してはいけませんか?

本格的な練習には不向きです。ランニングシューズはソールが厚く、クッション性が高いため、着地位置が高くなります(高重心)。その状態で横方向の激しい動きをすると、足首をひねる「捻挫」のリスクが非常に高くなります。

Q. 臭い対策はどうすればいいですか?

ボクシングシューズは洗えない素材(革など)が多いため、使用後は必ず消臭スプレーをし、風通しの良い場所で陰干ししてください。中に新聞紙や除湿剤を入れるのも効果的です。放置すると雑菌が繁殖し、寿命も縮まります。

まとめ:最適な一足がボクシングの上達を加速させる

ボクシングシューズは、あなたの努力を支える最も重要なパートナーです。

今回の記事の要点をまとめます。

  • インファイター・初心者:安定感と保護力のある「ハイカット」がおすすめ。
  • アウトボクサー・スピード重視:軽快に動ける「ローカット」がおすすめ。
  • サイズ選び:日本ブランドはジャスト〜きつめ、海外ブランドは幅に注意。

知識として理解するだけでなく、実際に足を通し、リングの感触を確かめてみてください。「動きやすい!」と感じたその瞬間から、あなたのボクシングは次のレベルへと進化します。

まずは人気のラインナップをチェックし、モチベーションの上がる一足を見つけてください。

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※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。

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